【知らないとマズい】収納グッズが“片づけ”を邪魔する理由
目次
- 1: 便利なはずが逆効果?収納グッズの“罠”
- 2: “空間を埋めたい欲”がもたらす心理トラップ
- 3: “持たない”ことが最強の収納術
- 4: ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
便利なはずが逆効果?収納グッズの“罠”
「片づけたい!」と思って収納ボックスやラックを買ったのに、なぜか部屋がスッキリしない──そんな経験、ありませんか?
収納グッズは空間を有効活用できる便利アイテム…のはず。でも実は、“モノを増やす装置”になっている可能性もあるんです。
空いているスペースを見ると「何か入れなきゃ」と思ってしまう心理が働き、気づけば不要なモノまで溜め込むことに。
結果として、片づけたつもりが“隠れたモノだらけ”の状態になってしまう。これ、意外と多くの人がハマっている収納の落とし穴なんです。
“空間を埋めたい欲”がもたらす心理トラップ
収納グッズが増えると、なぜかモノも増えてしまう──その背景には、ちょっとした心理トラップが潜んでいます。
心理学では“空白恐怖”と呼ばれる現象があり、空いている棚や引き出しを見ると不安を感じる人もいるそうです。
その結果、「とりあえず取っておこう」「いつか使うかも」と必要のないモノまで手元に残してしまうことに。
しかも収納スペースが多いほど、この“空間を埋めたい欲”が刺激されやすくなるため、気づけば“片づけたはずの場所”が、またモノで埋まっていく──そんな逆転現象が起きてしまうのです。
“持たない”ことが最強の収納術
収納グッズを増やす前に、本当に見直すべきなのは持ち物の量かもしれません。
空間を埋める前に、まず何を手放すべきかを考える──それだけで、収納に頼らずとも余白のある暮らしが生まれます。
定期的に「これ、今も必要?」と問いかける“手放し習慣”を取り入れることで、モノが自然と減り、収納スペースにもゆとりが生まれる。
さらにミニマリスト的思考を少しだけ意識するだけで、収納グッズに頼らない快適な生活がぐっと近づいてくるのです。
ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
さて今日のテーマは収納グッズの落とし穴。いや〜、これ、耳が痛い人多いんじゃないかな。僕もつい、ホームセンターで便利そうなボックスを買っちゃうタイプなんだけど…。
わかります。収納グッズって片づけの味方って思われがちですけど、実は“モノを増やす装置”になってしまうこともあるんですよね。
その通り。技術的に言えば、収納スペースが増えると保持可能な物量が増える。つまり、空間があることで埋めたくなる心理が働くんです。
あ〜、それって…冷蔵庫の空きスペースに「とりあえず買っとこう」ってなるのと似てる?
まさにそれです。心理学では“空白恐怖”とも呼ばれていて、空いている棚や引き出しを見ると不安になる人もいるんです。
人間の脳は空白を埋めたがる傾向がある。これは広告やデザインの世界でもよく使われる心理ですね。
そういえば、家に使ってない収納グッズってけっこうあるんだよね。買ったときは「これで片づく!」って思ったのに、結局使いこなせてない。
それ、あるあるです。収納グッズって買っただけで片づいた気になるんですよね。でも実際は、モノを減らさない限り、根本的な解決にはならない。
統計的にも、収納グッズの購入後に「モノが増えた」と感じる人は一定数います。特に「とりあえず入れておこう」が習慣化すると、収納が“隠し場所”になってしまう。
それって、片づけじゃなくて“隠してるだけ”ってことか…。
そうなんです。だからこそ、収納を増やす前に「持ち物を見直す」ことが大事なんですよ。
じゃあ、収納グッズに頼らない片づけって、どうすればいいの?
まずは「手放す習慣」をつけることですね。定期的に「これ、今も必要?」って問いかけるだけで、自然とモノは減っていきます。
技術的にも、持たない暮らしは情報整理と同じ。不要なデータを削除することで、システムが軽くなる。人間の生活も同じです。
なるほどね。収納グッズを買う前に、まず“減らす”ってことか。
そうです。収納は“最後の手段”くらいの気持ちでいいと思います。むしろ、収納グッズがなくても快適に暮らせるようにするのが理想です。
結果的に、収納グッズに頼らないことで片づけの本質に近づける。つまり、モノと向き合う力がつくということですね。
うん、今日の話を聞いて、ちょっと家の棚を見直したくなったよ。収納グッズに頼る前に、“持たない選択”をしてみようかな。
それが一番の収納術かもしれませんね。
