“海外コスメ”は違法スレスレ?──知らずに使うとヤバい成分の話
目次
- 1: SNSで話題の“バズコスメ”に潜む落とし穴
- 2: “個人輸入”は自由じゃない──知らないと危険なルール
- 3: “合法に楽しむ”ためのチェックポイント
- 4: ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
SNSで話題の“バズコスメ”に潜む落とし穴
「これ、めっちゃ効く!」とSNSでバズっている海外コスメ。パッケージが可愛い、効果が強そう、インフルエンサーが絶賛──そんな理由で、ついポチってしまったことはありませんか?
でもちょっと待って。その“効きすぎる”コスメ、実は日本ではアウトかもしれません。
一部の海外製品には、日本の薬機法で「医薬品扱い」される成分が含まれていることがあり、知らずに使ったり販売したりすると、違法スレスレのグレーゾーンに足を踏み入れることも…。
「知らなかった」では済まされない、バズコスメの落とし穴。あなたのポーチの中にも、実は“ヤバい成分”が潜んでいるかもしれません。
“個人輸入”は自由じゃない──知らないと危険なルール
「海外から取り寄せればいいじゃん」と思っているあなた、ちょっと注意が必要です。
個人で使う目的なら輸入は可能ですが、すべてがスルーされるわけではありません。成分によっては税関で止められることもあるんです。
特にホワイトニング系やアンチエイジング系のアイテムには、日本では医薬品指定されている成分が含まれていることが多く、知らずに輸入すると違法扱いになる可能性も。
しかも、「知らなかった」では済まされないのがこの世界。最悪の場合、罰則の対象になることもあるので、海外コスメを買うときは“自由”の裏にあるルールを知っておくことが大切です。
“合法に楽しむ”ためのチェックポイント
「かわいい!」「効きそう!」だけで選ぶのは、ちょっと危険かも。
海外コスメを安心して使うためには、成分とルールの確認が欠かせません。
購入前には薬機法に抵触する成分が含まれていないかをチェックするのが鉄則。特に美白系・アンチエイジング系は要注意です。
厚生労働省の公式サイトや、信頼できる美容皮膚科医・薬剤師の情報を参考にするのがおすすめ。
そして何より、「映えるかどうか」だけでなく、安心して使えるかどうかも“美の一部”として意識したいところ。
見た目も中身も、ちゃんと選べる人がいちばんかっこいい──そんな時代が、もう来ているのかもしれません。
ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
さて、今日のテーマは「海外コスメの落とし穴」。いや〜、琳琳さん、最近SNSでよく見かけますよね。「韓国でバズってる美白クリーム」とか「アメリカ発の毛穴消しセラム」とか。
そうなんです。見た目もおしゃれだし、効果も強そうで、つい試してみたくなりますよね。でも、実はその中には日本の薬機法では“医薬品扱い”になる成分が含まれていることもあるんです。
技術的に言えば、成分の濃度や効能が一定の基準を超えると、日本では「化粧品」ではなく「医薬品」として分類されます。つまり、個人輸入でも注意が必要ということですね。
えっ、個人で使う分なら自由じゃないんですか?海外旅行のついでに買って帰る人も多いと思うけど…。
そこが落とし穴なんです。個人使用は原則OKなんですが、成分によっては税関で止められることもありますし、販売目的だと完全にアウト。特にホワイトニング系やアンチエイジング系は要注意です。
実際、ハイドロキノンやトレチノインなどは、日本では医師の処方が必要な成分です。海外では普通にドラッグストアで売ってることもありますが、日本では規制対象。
琳琳さん、ちなみに…やらかしたことあります?海外コスメで。
あります(笑)。大学時代に韓国で買ったピーリングジェル、帰国後に使ったら肌が真っ赤に…。あとで調べたら濃度が高すぎて、日本では医薬品扱いの成分が入ってました。
それは典型的な“効きすぎる罠”ですね。AI的に言えば、成分表を読み込んで警告を出す仕組みがあれば防げたかもしれません。
なるほど、未来のドラッグストアではスマホで成分をスキャン→AIが「これはNG」って教えてくれる時代が来るかも?
すでに一部のアプリでは、成分チェック機能が搭載されてますよ。でも、情報の正確性や更新頻度にはまだ課題も多いです。
ということで、今日のまとめ!海外コスメ、見た目も効果も魅力的だけど、薬機法や個人輸入のルールを知らずに使うと、思わぬトラブルにつながることもあるんですね。
はい。購入前には成分チェックを忘れずに。厚生労働省のサイトや、専門家の情報を参考にするのが安心です。
技術的にも、今後はAIによる成分解析が進化して、より安全な選択ができるようになるでしょう。でも現時点では、自分で確認する意識が何より大事です。
「映えるかどうか」だけじゃなくて、「安心して使えるかどうか」も美しさの一部──いい言葉ですね。ということで、次回は「“効きすぎる”って本当にいいこと?」をテーマにお届けします。お楽しみに!
