【公にはされない】ランニングマシンの速度表示は本当じゃない理由と賢い使い方
目次
- 1: なぜ“表示速度”は実際より遅いのか
- 2: “ズレ”が生まれるメカニズム
- 3: “優しさの誤差”をどう活かすか
- 4: ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
なぜ“表示速度”は実際より遅いのか
「あれ、今日のランニングマシン、なんかスピード出ないな…」
ジムで走っていると、そんな“妙な違和感”を覚えたことはないだろうか。実はこれ、あなたの体調のせいでも、気のせいでもない。ランニングマシンの表示されている速度そのものが、わざと実際より遅く設定されていることがあるのだ。
多くの機種では、実際より0.3〜0.8km/hほど控えめに表示されるケースがある。その背景には、メーカーやジムが守っている安全基準が関係している。つまり、あなたが「今日はスピード乗らないな」と感じるあの現象、実はマシン側の“優しさ”だったりする。
“ズレ”が生まれるメカニズム
ランニングマシンの速度が控えめに表示される背景には、内部で働くセンサーの仕組みが深く関わっている。速度はベルトの回転数を読み取って計算されているが、この仕組みは意外とデリケートで、ちょっとした条件の違いで誤差が生まれてしまう。
たとえば、ベルトの摩耗や使用頻度、ランナーの体重による沈み込みなどが積み重なると、センサーが拾う数値が微妙にズレていく。さらにジムが定期点検で調整しても、この誤差を完全にゼロにすることは難しい。ベルトは使うほど伸び、センサーも環境によってわずかに変動するためだ。
つまり、あなたが走っているその瞬間も、マシンの内部では“誤差との静かな攻防”が続いているのである。
“優しさの誤差”をどう活かすか
速度表示に少し誤差があると聞くと、「正確に走れないのでは」と思うかもしれない。しかし、この“優しさの誤差”は、実はトレーニングをより快適にするヒントにもなる。まず大切なのは、表示された数字よりも自分の体感・呼吸・心拍を基準にすることだ。
屋外ランと比べて「同じ速度のはずなのにキツい」「逆に楽すぎる」と感じるのは、この誤差が影響しているケースが多い。もし屋外の感覚に近づけたいなら、普段の設定より0.5〜1.0km/hほど上げてみるなど、軽い調整でギャップを埋められる。
つまり、ランニングマシンは数字を信じすぎない人ほど上手に使える。誤差を前提に、自分の体の声を聞きながら走ることこそ、賢いトレーニング戦略といえる。
ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
さあ、ここからは今日のテーマ“ランニングマシンの速度表示は本当じゃない”について、もう少し深掘りしていきましょう。前半を振り返ると、実際より0.3〜0.8km/h遅く表示されることがあるなんて、なかなかの驚きでしたね。
そうなんですよね。しかもその理由が安全基準だったり、ベルトの摩耗やセンサーの誤差だったり。普段何気なく使っているマシンの裏側に、あんなに繊細な仕組みがあるとは思いませんでした。
ランニングマシンは構造上、誤差が完全にゼロになることはない。ベルトは伸び、センサーは環境に影響される。つまり“ズレる前提で設計されている”と言える。
なるほどねえ。そりゃあ“今日はスピード出ないな”って感じる日があるわけだ。マシンの機嫌が悪いんじゃなくて、むしろ優しさだったとは。
そうなんです。あくまで“控えめ表示”なんですよね。
でもさ、控えめ表示って、なんか日本的というか。“盛らない文化”みたいなものを感じるよね。
確かに。『実際よりちょっと低めに出しておきますね』って、謙虚なマシンです。
私はAIロボット犬なので速度は正確に計測できる。しかしランニングマシンは“人間が乗る前提”だから、あえて余裕を持たせている。これは合理的判断だ。
ロンはいつも合理的だなあ。でも、もしランニングマシンが正確すぎたら、それはそれで怖いかもね。ちょっと足がもつれたら即転倒、みたいな。
そう考えると、誤差って“安全のためのクッション”なんですね。
その通り。誤差は欠陥ではなく、設計思想の一部だ。
さて、そろそろまとめに入りましょうか。今日の結論は…。
ランニングマシンの速度表示は構造上どうしても誤差が生まれる。でも、それは“危険を避けるための優しさ”でもある、ということですね。
そしてトレーニングで重要なのは“数字より体感”。呼吸、心拍、フォーム。これらを基準にすれば誤差の影響は最小限になる。
屋外ランとのギャップを埋めたい人は、設定速度を0.5〜1.0km/hほど上げると、より近い感覚になります。
つまり、ランニングマシンは“数字を信じすぎない人”のほうが上手に使えるってことだね。誤差を前提に、自分の体と相談しながら走る。それが一番の近道。
ランニングマシンの速度表示は目安。誤差は避けられないが、理解して使えばトレーニングはもっと快適になる。
というわけで、今日は“ランニングマシンの速度表示は本当じゃない”というテーマでお届けしました。次回も身近だけど知らない世界を一緒にのぞいていきましょう。
