【知らないとマズい】古着リサイクルの“見えない落とし穴”と本当にエコな選択
目次
- 1: 1. 古着リサイクルの“理想”と“現実”
- 2: 2. なぜ古着は“リサイクルされにくい”のか
- 3: 3. 本当にエコなのは“買わない選択”
- 4: ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
1. 古着リサイクルの“理想”と“現実”
着なくなった服はリサイクルBOXに入れれば、また誰かの役に立つ——多くの人が、そんなイメージで古着回収を利用していると思います。ところが実際には、集められた服の約7割が海外に送られ、そのまま焼却や埋立てになるケースが多いんです。「え、リサイクルじゃないの?」と驚く人も多いこのギャップ。じつは、服の素材や市場の仕組みが複雑に絡み合っていて、理想どおりに再利用されにくい“構造的な壁”があるんですよ。
2. なぜ古着は“リサイクルされにくい”のか
では、なぜ古着は思ったほどリサイクルされないのでしょうか。大きな理由のひとつが、服の混紡素材の増加です。たとえば“ポリエステル×綿”のように複数の素材が組み合わさった服は、分別も再資源化も非常に難しいのです。さらに、古着を回収し、仕分けし、輸送するまでにかかるコストが高く、リサイクルとして採算が合わないケースがほとんど。結果として、海外へ大量に輸出するほうが“安く処理できる”という構図が生まれ、輸出が事実上の廃棄ルートになってしまっているのです。
3. 本当にエコなのは“買わない選択”
ここまで聞くと「じゃあ結局どうすればいいの?」と思うかもしれません。実は、いちばん環境にやさしいのはリサイクルすることではなく、そもそも買う量を減らすことなんです。服は作られる段階で大量の水やエネルギーを使うため、“作らない・買わない”という選択が結果的にもっとも負荷を下げます。
とはいえ、全部を我慢する必要はありません。長く着られる質のいい服を選ぶ、ほつれたら修理する、友人とシェアする——そんな小さな工夫でも十分効果があります。ひとりひとりの選択が積み重なれば、ファッション産業全体の負荷をゆるやかに減らすことにつながるのです。
ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
さあ、ここからは古着リサイクルの“見えない落とし穴”について、前半の内容を振り返りつつ、さらに深掘りしていきましょう。琳琳さん、まずはざっくり前半のまとめをお願いできますか。
はい。前半では、私たちが“リサイクルに出せば誰かが使ってくれる”と思っている古着の多くが、実は海外で焼却や埋立てになっているという現実をお話ししました。また、混紡素材が増えてリサイクルが難しくなっていること、そして回収・仕分け・輸送のコスト問題から“海外輸出=安価な廃棄”になっている構造も紹介しました。
いや〜、あれは衝撃でしたね。リサイクルBOXに入れた瞬間、なんとなく“いいことした感”があったんだけど、実際はそんなに単純じゃないと。
データ的にも、リサイクル率は想像より低いワン。素材の分解が難しい服は、技術的に再資源化が追いついていないワン。
ロン、今日も冷静だねえ。まあ、ロボット犬に“感情”を求めるのは違うか。
感情モジュールはオプションだワン。現在は未搭載だワン。
いや、返しが思ったより冷静すぎるのよ。
ところでさ、琳琳さん。服ってつい“安いから”って買っちゃうことありません?
ありますね……特にセールのとき。“この値段なら失敗してもいいかな”ってつい。
人間は“お得”という言葉に弱い傾向があるワン。割引表示を見ると報酬系が刺激されるワン。
急に専門的。でも確かに、安い服ほど“とりあえず買うか”ってなりがちだよね。
そうなんです。でも、その“とりあえず”が積み重なると、クローゼットの奥に眠る服が増えて、結局ほとんど着ないまま手放すことに……。
あるあるすぎる。タグついたままの服、何枚あることか。
タグ付きのまま手放される服は、世界的にも増えているワン。生産量が需要を上回っている証拠だワン。
作りすぎ、買いすぎ、手放しすぎ……なんか、ファッションって“循環”してるようで、実は全然循環してないんだね。
だからこそ、今日の結論は“本当にエコなのは、買わない選択”ということなんです。古着リサイクルはもちろん大切ですが、そもそも服を作る段階で大量の水やエネルギーが使われています。
長く使える服を選ぶ、修理して使う、シェアする。これらはすべて、廃棄量を減らし、ファッション産業の負荷を下げる行動だワン。
なるほどね。リサイクルに頼る前に、“そもそも買いすぎない”。これがいちばんのエコってわけだ。
はい。そして、ひとりひとりの選択が積み重なれば、古着の大量廃棄や海外輸出の問題も、少しずつ改善していきます。
古着リサイクルの落とし穴を理解したうえで、賢い消費行動を選ぶことが大事だワン。
というわけで、今日のまとめ。“リサイクルは魔法じゃない。でも、知っていればもっと賢く選べる”。みなさんも、次に服を買うとき、ちょっとだけ思い出してみてください。
