コスメが増える理由は“理想の自分”への投資だったという話
目次
- 1: 1. なぜ新作コスメに弱いのか?
- 2: 2. コスメが増える人の共通点
- 3: 3. コスメとの上手な付き合い方
- 4: ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
1. なぜ新作コスメに弱いのか?
新作コスメを見た瞬間、私たちの脳内ではちょっとした“未来予想図”が動き出します。「この色をまとったら、もっと垢抜けるかも」「この質感なら、あの人みたいになれるかも」──そんな“未来の自分”が一瞬で立ち上がるんです。実はこの瞬間こそ、購買意欲がグッと高まるスイッチ。まだ手に入れていないのに、すでに“理想の自分像”を試着しているような状態なんですね。
そして面白いのは、コスメを買う行為そのものが“こうなりたい自分”を一時的に手に入れる儀式になっていること。実際に使う前から、買った瞬間にちょっとだけ自信が湧いたり、気分が上がったりするのはそのためです。まるで未来の自分を先取りしているような感覚。
特にF1層(20〜34歳女性)は、この心理に反応しやすいと言われています。仕事や恋愛、ライフスタイルが大きく変わる時期だからこそ、「もっとこうなりたい」という理想像が常にアップデートされやすい。そこに“新作”という刺激が加わると、「今の自分を変えてくれるかも」という期待が一気に膨らむわけです。
2. コスメが増える人の共通点
「気づいたらポーチがパンパン…」という人には、実は共通する“思考のクセ”があります。まずひとつ目は、理想の自分像を細かく更新し続けるタイプであること。「今日は透明感」「来週はヘルシー肌」「やっぱり大人っぽさも欲しい」──こんなふうに理想像が日々アップデートされると、それに合わせて必要なアイテムも自然と増えていきます。いわば“理想の自分のバージョンアップ”にコスメがついてくる状態です。
さらに拍車をかけるのが、SNSやトレンド情報の刺激。タイムラインに流れてくるレビュー動画やスウォッチ写真は、脳にとって小さな“ご褒美信号”のようなもの。「この色、私にも似合うかも」「この質感、絶対好き」など、期待値がどんどん押し上げられていきます。しかもSNSは“理想の自分像”を外側から提案してくるので、更新スピードがさらに加速するわけです。
そして極めつけは、買う瞬間の高揚感が“成功体験”として記憶されるという仕組み。実際に使う前から、購入ボタンを押した瞬間にちょっとした達成感が生まれます。この“買ってよかった気分”が脳に刻まれると、「またあの気持ちを味わいたい」と思うようになり、次の購入行動につながっていくんです。まるで小さなガチャを回しているような感覚に近いかもしれません。
3. コスメとの上手な付き合い方
コスメが増えがちな人ほど、実は理想の自分を細かく描けるタイプでもあります。だからこそ一度、理想像の棚卸しをしてみると、無駄買いがぐっと減ります。「今の自分は何を目指している?」「どんな雰囲気を作りたい?」と整理してみると、必要なアイテムと“気分で欲しくなっただけのアイテム”の線引きが自然と見えてくるんです。
さらに効果的なのが、買う前にそっと自分に問いかけること。「このアイテムで、何が変わる?」という一言だけで、衝動買いの熱が落ち着くことがあります。色の幅が広がるのか、メイクの完成度が上がるのか、それとも単なる気分転換なのか。理由がはっきりすると、買うべきものと買わなくてもいいものが見えてきます。
そして最後に大事なのは、コスメを自己表現のツールとして楽しむ視点。コスメは「自分を変える魔法」ではなく、「自分をどう見せたいか」を選ぶための道具です。そう考えると、必要以上に増やす必要はなくなり、“今の自分にしっくりくる一本”を選ぶ楽しさが際立ってきます。理想の自分を追いかけつつ、今の自分も大切にできる、ちょうどいい距離感が生まれるんです。
ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
さあ、ここからは後半戦。前半では新作コスメを見ると未来の自分が立ち上がるって話をしましたけど、あれは本当に面白かったね。琳琳、あれって誰にでも起きる現象なの?
そうなんです。特にF1層の方は、仕事や生活が変化しやすい時期なので理想の自分像が更新されやすいんですよね。だから新作コスメを見ると「これがあれば今よりもっと良くなれるかも」という期待が強く働くんです。
技術的に言うと、脳内で報酬予測が上がっている状態だワン。SNSのスウォッチ動画やレビューは視覚刺激として期待値を押し上げる。結果、購入行動が強化される仕組みだワン。
なるほどねえ。で、気づいたらポーチがパンパンになると。いや〜、心当たりある人多いんじゃないかな。
ありますよね。でも、コスメが増える人には共通点があって、理想像を細かく更新するタイプほどアイテムが増えやすいんです。
そして買う瞬間の高揚感が成功体験として記憶されるワン。ガチャと同じ構造だワン。
ところでさ、琳琳はコスメどれくらい持ってるの?
えっ、私ですか?……引き出し一段分くらいですかね。でも季節ごとに透明感モードとか血色感モードとか理想像が変わるので、気づくと増えてます。
琳琳は理想像の更新頻度が高いタイプだワン。
ちょっと、分析しないでくださいよ!
でもわかるなあ。僕なんてコスメじゃないけど、文房具が増えるタイプだからね。「これを使えば仕事がはかどる気がする」っていう未来の自分を買ってる感じ。
それも同じ構造だワン。人間は未来の自分への投資に弱い生き物だワン。
ロボット犬に言われると妙に説得力あるなあ。
では最後に、今日のテーマ「コスメが増える理由」をまとめると──
・新作を見ると未来の自分が立ち上がる
・SNSが期待値を押し上げる
・買う瞬間の高揚感が成功体験として記憶される
この3つが大きなポイントでした。
そして理想像の棚卸しをすると無駄買いが減るワン。買う前に「このアイテムで何が変わる?」と問いかけるのも有効だワン。
つまり、コスメは自己表現のツールであって、“自分を変える魔法”じゃないってことだね。だからこそ、増えすぎず、上手に付き合うのが大事。
はい。コスメとの距離感を整えることで、理想の自分への投資をもっと前向きに楽しめます。コスメが増える理由を理解すると、選ぶ基準も自然と変わっていきますよ。
今日のキーワードはコスメが増える理由、理想の自分、自己表現のツールだワン。
というわけで、今回は「コスメが増える理由は理想の自分への投資だった」というテーマでお送りしました。次回もお楽しみに。
