【気づいてないだけ】杖のゴム先が“命取り”になる日
目次
- 1: 見落とされがちな“ゴム先”の異変
- 2: “まだ使える”は危険のもと
- 3: 安全のための“交換サイン”を知ろう
- 4: ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
見落とされがちな“ゴム先”の異変
杖って、持ち手や本体の強度ばかり気にしがちだけど…先っぽのゴム、ちゃんと見てますか?
実はこのゴム先、地面との接地を支える“命綱”のような存在。毎日の使用で少しずつすり減っていくのに、見た目の変化が地味すぎて気づかれにくいんです。
特に、先端が平らになっていたり、ひび割れが出てきたら要注意。グリップ力が落ちて、ちょっとした段差や濡れた床でも“ツルッ”と滑ってしまう危険性が高まります。
「まだ使える」と思っていたゴム先が、実は転倒の引き金になっているかもしれません。
“まだ使える”は危険のもと
「見た目は大丈夫そうだし、まだ使えるでしょ」──そう思っているゴム先、実はグリップ力がかなり落ちているかもしれません。
特に雨の日や滑りやすい床では、ほんの少しの摩耗が転倒事故につながることも。
怖いのは、使用者自身がその変化に気づきにくいこと。だからこそ、月に一度はゴム先の状態をチェックする習慣が大切です。
すり減り具合や硬くなっていないかを確認するだけでも、事故の予防につながります。
安全のための“交換サイン”を知ろう
「いつ交換すればいいの?」と迷う方も多いですが、ゴム先にはちゃんと目安があります。
一般的には3〜6ヶ月に一度の交換が推奨されていますが、使用頻度や体重によって前後することも。
見た目で判断するなら、ゴムの厚みが半分以下になっていたり、歩いていて滑りやすさを感じたら、そろそろ交換のタイミング。
予備のゴム先を常備しておけば、急な劣化にもすぐ対応できて安心です。転倒リスクを減らすためにも、早めの交換を心がけましょう。
ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
さて今日のテーマは「杖のゴム先が命取りになる日」。いや〜、タイトルからしてちょっと怖いけど、実際そんなことあるんですか?
はい、意外と知られていないんですが、杖のゴム先って消耗品なんですよ。見た目は大丈夫そうでも、実はグリップ力が落ちていて、転倒の原因になることもあるんです。
技術的に言えば、ゴムは摩擦力を生む素材ですが、摩耗や硬化が進むとその性能が著しく低下します。特に床材がツルツルしている場所では、摩耗したゴム先は“滑るためのパーツ”になってしまうことも。
なるほどねぇ。でも、杖って毎日使う人もいるし、そんなに頻繁に交換するもんなんですか?
実は3〜6ヶ月に一度の交換が推奨されているんです。もちろん、使う頻度や体重によって前後しますけど、目安としてはゴムの厚みが半分以下になったり、歩いていて滑りやすさを感じたら交換タイミングですね。
加えて、ゴムが白っぽく変色していたり、ひび割れが見られる場合も危険信号です。摩耗だけでなく、素材の劣化も見逃せません。
そういえば最近、オシャレな杖も増えてるよね。木製のものとか、柄が入ってるやつとか。あれってゴム先もカスタムできるの?
できますよ!ホームセンターやネット通販で交換用ゴム先が売られていて、色や形も選べるんです。滑り止めが強化されたタイプや、屋外向けの耐久性重視のものもあります。
一部の製品では衝撃吸収機能がついたゴム先もあります。歩行時の負担軽減を意識した設計で、特に膝や腰に不安がある方にはおすすめですね。
へぇ〜、杖って“ただの棒”じゃないんだね。ゴム先ひとつで安全性も快適さも変わるって、ちょっと感動。
まとめると、杖のゴム先は命を守るパーツです。見た目が大丈夫でも、摩耗や硬化が進んでいると転倒リスクが高まります。
定期的なチェックと交換が重要です。月に一度の確認と、予備のゴム先を常備することで、事故を未然に防ぐことができます。
「まだ使える」は危険のもと。杖を使う本人だけじゃなく、家族や介護スタッフも、ぜひゴム先の状態に目を向けてほしいですね。今日の話、まさに“気づいてないだけ”の盲点でした!
