韓国アイドルのSNS投稿は違法スレスレ?ステマ規制の裏側を解説
目次
- 1: 推しの投稿が“広告”だった?
- 2: ステマ規制の背景と厳しさ
- 3: ファンが知っておくべきこと
- 4: ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
推しの投稿が“広告”だった?
「このリップ、マジで神!」
そんなK-POPアイドルのSNS投稿、つい真似したくなりますよね。でもちょっと待って。それ、実は“広告”かもしれません。
韓国では、インフルエンサーや芸能人がSNSで商品を紹介する際、「これは広告です」と明記することが法律で義務づけられています。つまり、企業から報酬や商品提供を受けている場合は、フォロワーにそれをちゃんと伝えなければならないのです。
ところが、K-POPアイドルの中には、広告であることを明示せずに商品を紹介してしまうケースも。これ、いわゆる“ステルスマーケティング(ステマ)”とみなされる可能性があり、問題視されることもあります。
実際、過去には人気アイドルの投稿が「ステマでは?」と炎上し、所属事務所が謝罪する事態に発展したことも。ファンとしては「純粋なおすすめ」だと思っていたのに、裏に広告があったと知ると、ちょっとモヤッとしますよね。
ステマ規制の背景と厳しさ
では、なぜここまで厳しく取り締まるのでしょうか?
背景にあるのは、消費者を守るためのルールです。
韓国では、広告であることを隠した投稿が消費者を誤認させるとして、韓国公正取引委員会が厳しく取り締まりを行っています。とくにSNSは「日常の延長」として受け取られやすいため、宣伝と気づかずに商品を購入してしまうケースも。
2020年以降、インフルエンサーや芸能人によるステマ投稿の摘発件数は増加。罰金の支払い命令や、問題投稿の削除指示が出された例もあり、業界全体に緊張が走りました。
中でもK-POPアイドルの投稿は若年層への影響力が大きいため、規制当局の目が光りやすい存在。「推しが使ってるから買った!」というファン心理が、知らず知らずのうちに企業の戦略に組み込まれているのです。
ファンが知っておくべきこと
「推しが紹介してるから、絶対いいやつ!」
そんな気持ち、めちゃくちゃわかります。でも、ちょっとだけ立ち止まって考えてみませんか?
ファンとして大切なのは、推しの投稿が純粋なおすすめなのか、それとも広告なのかを見極める意識。とくに韓国では、「#広告」「#協賛」などのタグ表示が義務付けられているため、これがない投稿は違法の可能性すらあるのです。
もちろん、推し本人が悪いわけではありません。多くの場合、事務所や企業との連携で投稿されているだけ。でもだからこそ、ファン自身がステマの知識を持つことが、推しを守ることにもつながります。
「知らなかった」で終わらせず、健全な応援活動のために、SNSの裏側もちょっとだけ気にしてみる。そんなファンが増えれば、推しも安心して活動できるはずです。
ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
さてさて、今日のテーマは「韓国アイドルのSNS投稿が違法スレスレ?」という、ちょっとドキッとする話題でしたね。琳琳さん、まずはざっくり振り返ってもらえますか?
はい。韓国では、芸能人やインフルエンサーがSNSで商品を紹介する際に、「これは広告です」と明示する義務があります。たとえば「#広告」「#協賛」などのタグをつけることが法律で決められていて、表示がないとステルスマーケティング(ステマ)とみなされる可能性があるんです。
2020年以降、摘発件数は増加傾向にあります。特にK-POPアイドルの投稿は若年層への影響力が大きいため、規制対象として注目されやすいですね。
でもさ、ファンとしては「推しが使ってるなら間違いない!」って思っちゃうよね。琳琳さん、推しの投稿って、なんか信じたくなる魔力あるよね。
ありますよね〜。私も昔、推しが紹介してたスキンケア買っちゃいました(笑)。でも、あとで「提供だったのか…」って知って、ちょっと複雑な気持ちに。
それは人間心理として自然です。推しの言葉は“広告”よりも“信頼”として受け取られがちですから。だからこそ、企業はステマを使いたくなるんです。
うーん、でも推し本人が悪いわけじゃないもんね。事務所や企業の方針で投稿してるだけってこともあるし。
そうなんです。だからこそ、ファン側がステマの知識を持つことが、推しを守ることにもつながるんですよ。
ということで、今日のまとめです。韓国ではステルスマーケティング規制が年々強化されていて、芸能人やインフルエンサーのSNS投稿にも厳しいルールが適用されています。
ファンとしては、「#広告」や「#協賛」などの表示タグがあるかどうかをチェックする意識が大切。表示がない場合は違法の可能性もあるので注意が必要です。
推し活を楽しむためにも、SNSの裏側にある広告表示義務やステマ規制について知っておくことは、健全な応援活動の第一歩です。
「知らなかった」じゃ済まされない時代。でも、知っていれば、推しも自分も守れる。そんな情報、これからもどんどん届けていきますよ!
