【封印の写真術】19世紀に存在した“ペットを静止させる台”という黒歴史とは
目次
- 1: 1. 写真が“動かないこと”を求めた時代
- 2: 2. ペットを固定するための“静止台”という黒歴史
- 3: 3. いま私たちが“知らないまま”になっている理由
- 4: ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
1. 写真が“動かないこと”を求めた時代
19世紀の写真って、いまの感覚で見ると「なんで全員こんなに固まってるの…?」と思うほど動きがないんです。実はこれ、当時のカメラがのんびり屋だったから。シャッターを押してから光がフィルムに焼きつくまで、数十秒〜長いと数分もじっとしていなきゃいけなかったんですね。
もちろん、人間だけじゃありません。ペットを撮ろうものなら、ちょっと尻尾を振っただけで写真はブレて台無し。だからこの時代、写真とは「動かないこと」が大前提。いまの“瞬間を切り取る”写真とはまったく違う価値観があったんです。
2. ペットを固定するための“静止台”という黒歴史
では、その「動かないこと」が絶対条件だった時代に、ペットをどう撮っていたのか。ここで登場するのが、ちょっと聞きたくなかった黒歴史――静止台です。見た目は細い金属の支柱に、輪っか状のホルダーやアームがついたシンプルな構造。これをペットの体の後ろにそっと差し込み、動かないように支える仕組みでした。
もちろん、いまの感覚で言えば「いや、それはさすがに…」という代物。実際、当時も残酷だと批判され、写真史の中であまり語られなくなっていきます。写真館によっては“裏道具”としてこっそり使われていたという説もあるほど。まさに、写真の進化が生んだ影の存在だったわけです。
3. いま私たちが“知らないまま”になっている理由
では、なぜ私たちはこの“静止台”の存在をほとんど知らないまま来てしまったのか。理由はいくつかあります。まず、写真史の教科書や展示では、どうしても技術の進歩や名作写真が中心で、こうした裏側の道具は扱われにくいこと。
そして何より、現代の私たちが思い描くペット写真とあまりにもギャップが大きいからです。いまはスマホを向ければ、走り回る犬も、あくびする猫も、一瞬でかわいく撮れる時代。そんな世界に生きていると、「動かないように固定して撮っていた時代」が急に異様に見えてしまうんですね。
だからこそ、この歴史はそっと忘れられ、語られないままになっているのかもしれません。
ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
さて今日は“ペットを静止させる台”という、なんとも言えない黒歴史を見てきましたが……いやあ、19世紀の写真って本当に大変だったんだね。数十秒じっとしてろって、僕でも無理だよ。
そうなんですよ。当時は露光時間が長くて、ちょっと動いただけで写真がブレてしまう時代でしたから。人間でも大変なのに、ペットとなると……もう、じっとしてくれるはずがありません。
そこで登場したのが静止台。金属の支柱に輪っか状のホルダーをつけて、後ろからそっと支える構造。技術的には合理的ですが、倫理的には現代基準だとアウトですね。
いや、アウトどころか“え、それ本当に使ってたの?”ってレベルだよ。写真館の裏にこっそり置いてあったって話も、妙にリアルで怖い。
当時も批判はあったみたいですし、写真史の展示でもほとんど触れられない理由がわかりますよね。かわいいペット写真が当たり前の現代とは、あまりにイメージが違いすぎます。
技術の進化が価値観を変えた典型例です。いまはスマホで高速シャッター、AI補正、連写……動物が動いても問題ありません。むしろ“動いている瞬間”こそ魅力として評価されます。
でもさ、静止台って、もし現代にあったらどうなるんだろうね? ペットショップの奥に“謎の器具”として置かれてたら、絶対SNSでバズるよ。
『昭和の遺物かと思ったら19世紀の道具でした』みたいな投稿、ありそうです。
現代のペットは“家族”として扱われていますから、炎上案件ですね。『うちの子を固定するなんて許せない!』と。
確かに。いまの“うちの子文化”と真逆だもんね。昔の写真館の人たちも、まさか未来でこんなに怒られるとは思ってなかっただろうなあ。
でも、当時は“どうしても写真を残したい”という気持ちが強かったんでしょうね。ペットの写真なんて、今よりずっと貴重でしたし。
技術が未熟な時代の“苦肉の策”だったわけです。
というわけで、今日は“ペットを静止させる台”という、写真史の裏側をのぞいてきました。いやあ、知らないままだと一生知らなかったかもしれない。
写真史の教科書にもほとんど載らない理由は、技術の進化で価値観が大きく変わったから。現代のペット写真文化とは相性が悪いんですね。
スマホで誰でも簡単に撮れる時代になったことで、19世紀の静止台やペット撮影の歴史は、現代の写真文化と比較するとより異様に見えます。だからこそ語られにくくなったのです。
でも、こういう“封印された写真術”を知ると、今の写真技術のありがたさがよくわかるね。動く犬も、寝返りする猫も、全部かわいく撮れるんだから。
はい。当時の“静止台”の存在は、写真文化の進化を考えるうえで貴重なトピックなんです。
結論として、19世紀の写真技術、静止台、ペット撮影の歴史は、現代のスマホ写真文化と比較することで、その異質さと進化の大きさがより鮮明になります。
いや〜今日も面白かった! 次回も“へえ〜!”を探しに行きましょう。
