【公にはされない】リサイクル率“水増し”のカラクリと本当のエコの見分け方

自治体のリサイクル率は高く見えても、実は“再資源化されていないごみ”が含まれることがあります。数字の裏側にある仕組みをわかりやすく解説します。

目次

  • 1: 数字の“良さ”には理由がある
  • 2: 実は“再利用されていない”ごみの行き先
  • 3: 数字に惑わされない“本当のエコ”の見分け方
  • 4: ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)

数字の“良さ”には理由がある

自治体が発表するリサイクル率◯%という数字、実はそのまま「資源として生まれ変わった割合」だと思いがちですが、仕組みをのぞくと少し違います。というのも、この数字には実際に再資源化されたものだけでなく、リサイクル扱いになる別の処理もまとめてカウントされているんです。たとえば、燃やして熱を回収する方法や、埋め立て前の前処理なども一部ではリサイクル枠に入ることがあり、結果として数字がぐっと良く見える構造が生まれます。「え、それもリサイクルなの?」と思わずツッコミたくなる、この“見た目の良さ”のカラクリを、ここから一緒にほどいていきましょう。

実は“再利用されていない”ごみの行き先

実は、リサイクル率の中には「もう一度モノとして生まれ変わる」わけではなく、別の形で使われるだけ──そんな処理も含まれています。その代表が燃料化です。これは、細かく砕いたプラスチックなどを固めて、工場のボイラーなどで使う燃料にする方法です。見た目はリサイクルっぽいのですが、実際には新しい製品になるわけではありません。それでもリサイクルとしてカウントされるのは、「資源として有効利用した」という扱いになるから。つまり、再資源化(モノとして再び使う)と燃料化(燃やしてエネルギーにする)ではゴールがまったく違うのに、同じリサイクルの箱に入れられてしまうんです。このあたりが、数字が実態より良く見える理由のひとつになっています。

数字に惑わされない“本当のエコ”の見分け方

リサイクル率の数字は便利な指標ですが、それだけで「環境にいいかどうか」を判断するのは実は難しいものです。自治体の資料を見るときは、全体の数字だけでなく「その中でどれくらいが再資源化で、どれくらいが燃料化なのか」という内訳に目を向けると、実態がぐっと見えてきます。燃料化が多い地域なら、数字は高くても“モノとしての再利用”は少ない可能性があります。だからこそ、個人レベルでは数字よりも「そもそもごみを減らす」「繰り返し使えるものを選ぶ」といった、シンプルだけど効果の大きい選択が大切です。リサイクル率に振り回されず、自分の生活の中でできる“本当のエコ”を見つける視点が、これからますます重要になっていきます。

ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)

あさと

さあ、ここからは今日のテーマ「リサイクル率“水増し”のカラクリ」について、前半を軽く振り返っていきましょう。琳琳さん、ざっくり言うとどういう話でしたっけ。

琳琳

はい。表向きのリサイクル率って、実は“再資源化された量”だけじゃなくて、“燃料化”みたいな別の処理もまとめてカウントされているんですよね。だから数字が高く見えても、必ずしも「モノとして生まれ変わっている」とは限らない、というお話でした。

ロン

技術的に言えば、燃料化は「固形燃料として再利用」なので、エネルギー回収の一種です。再資源化とはプロセスがまったく違います。数字だけ見ると同じ“リサイクル”に見えるのが、誤解の原因ですね。

あさと

いやあ、これ聞くと「リサイクル率◯%!」っていう自治体のポスター、ちょっと見方が変わりますね。あれ、全部が全部ペットボトルになって戻ってくるわけじゃないんだ。

琳琳

そうなんです。内訳を見ると、燃料化が多い地域もありますし、逆に再資源化の割合が高い自治体もあります。数字の“質”が大事なんですよね。

あさと

ところでロン、ロボット犬の世界にも“リサイクル率”ってあるの?

ロン

ありますよ。私たちロボット犬は、部品の再利用率が性能評価に入ることがあります。尻尾のサーボモーターなんかは再資源化しやすいんです。

琳琳

尻尾の再資源化ってかわいいですね。なんか、犬の世界のエコ活動って感じがします。

あさと

でも、ロボット犬の尻尾が燃料化されるって想像すると、ちょっと切ないなあ。

ロン

安心してください。燃料化されるのは主にプラスチック部品です。尻尾は高耐久素材なので、再資源化される確率が高いです。

あさと

おお、エコな尻尾だ。

琳琳

あさとさん、そこだけ切り取ると意味わからないですよ。

あさと

さて、そろそろまとめに入りましょう。今日のポイントは「リサイクル率の数字だけでは実態がわからない」ということでした。

琳琳

はい。自治体の数字を見るときは、再資源化燃料化の割合に注目するのが大事です。どちらが多いかで、リサイクルの“質”が変わります。

ロン

技術的にも、燃料化はエネルギー回収であって、素材として循環させる再資源化とは目的が異なります。数字が高くても、循環型社会にどれだけ貢献しているかは別問題です。

あさと

そして、個人としてできる“本当のエコ”は、数字に頼らない選択。たとえば、ごみを減らす、繰り返し使えるものを選ぶ、必要以上に買わない──こういうシンプルな行動が一番効くんですよね。

琳琳

そうですね。リサイクル率の“見た目の良さ”に惑わされず、生活の中でできる小さな選択を積み重ねることが、結果的に大きなエコにつながります。

ロン

まとめると、キーワードは「リサイクル率」「再資源化」「燃料化」「エコの見分け方」。この4つを理解しておけば、数字に振り回されず、本質的な環境行動ができます。

あさと

というわけで、今日は“数字の裏側”をのぞく回でした。いやあ、リサイクルって奥が深い。琳琳さん、ロン、ありがとうございました。

琳琳

ありがとうございました。

ロン

ワン。

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